平戸高校文化講演会

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平成27年度平戸高校文化講演会

11月9日(月)に、平成27年度同窓会事業「平戸高校文化講演会」が行われました。
第1部として「おっと痛快 絵本の読み語りの旅でい!平戸の宿」と題して、絵本作家の飯野和好先生に、先生の作品のひとつ「ねぎぼうずのあさたろう」の読み聞かせをまじえ、楽しいお話をしていただきました。
第2部は、飯野先生と、直木賞作家の江國香織先生で、「私の高校生時代」と題して、対談形式でお話をしていただき、また生徒たちからの質問にも答えていただきました。

生徒の感想

 「飯野和好先生」って誰なのだろう?と思いながら体育館に入りました。第1部の講演で、「ねぎたろう」の本を目にしました。「わあー、読んだことある!!」と1人ではしゃいで聞いていました。少しだけ、小学校の頃に戻った感じがしました。飯野先生の講演は、とてもユニークで面白かったです。第2部からは、江國香織先生と飯野和好先生の対談でした。「子どもから見る角度と大人から見る角度が違う」という言葉が印象に残っています。そうすると、大人と子どもの狭間にいる私たちから見る角度も、今しか味わうことができないんだなと考えさせられます。今をもっと大切にしていきたいなと思いました。そして、もっと、色んな本を手にして読んでみたいなと思います。(1年生女子)

 講師の方の名前だけを聞くとわかりませんでしたが、絵本を見たり小説を見たりしたら、この本はこの方が書いていたんだと思いました。そういう有名な方に会えたことは本当にすごいことだなと思いました。飯野さんの講演は、おもしろいし、絵本についてもよくわかったので、この人は喋りが上手な人だなと思いました。その次の2人の対談は私が考えている職業や英語についてなどの話をしていて、すごくためになることを聞くことができました。ずっと英語を勉強してきたけど、留学をして自分には日本語が合っているからやっぱり日本語を改めて勉強し、日本語のよさについて知ることができたが、英語を勉強したことは、無駄ではなかったということを聞いて、何でも自分のためになるんだと思いました。(1年生女子)

 今日は、読み聞かせ、対談と2つ楽しむことができました。飯野和好先生の読み聞かせは、最初の登場で驚きました。動いて読んでくださるとは思わず、とても楽しかったです。江國香織先生と飯野和好先生の対談では、先生方の高校時代の話を聞けて、これからの進路について真剣に考えようと思いました。そして、今過ごしている高校生活を楽しもうと思いました。部活ばかりではなく、勉強も日々努力して取り組みたいです。そして、自分の進路実現に向けて頑張りたいです。今日の講演会では、自分が好きな「本」を作る方々が講演に来ていただき、とても嬉しかったです。そして、これから飯野和好先生、江國香織先生の本を読めたらいいなと思いました。(2年生女子)

 自分は小さい頃から本を読むのが好きで、飯野和好さんの絵本は何度も読み返した思い出があります。江國香織さんの作品は中学校の図書室に何作品かあって読んだことがあります。そんな有名な方々に会うことができてとても嬉しかったです。でも、ここまで有名になるまでには、いろんな努力をしたんだろうなあと感じました。対談を聞いていて、2人共ユニークな考え方をしていたので、そういう考え方や発想が絵本や小説に活かされているんだと感じました。自分には夢があります。まだ、自信はないけど、2人共のように努力をして絶対夢に近づけるように頑張りたいなと思います。(2年生女子)

 第一部の飯野先生による自分でふりをつけて楽器を鳴らす読み語りは初めての経験でした。新しい要素がたくさん入った読み語りを経験することができてよかったです。第二部に飯野先生と江國先生による対談がありました。人気作家の売れる前の生活や作品を作るうえで大切にしていることを聞くことができてよかったです。作品を作るうえでお二人が大切にしていることは妥協しないということで、いい作品を作るために締切を延長してもらっているとおっしゃっていたのがとても心に残りました。作品にかける情熱がお二人の話を聞いていると伝わってきました。今回の講演はとてもいい経験になり、これからの人生の参考になりました。(3年生男子)

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