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移動するとき、公共交通機関を 利用するの?
 見えない人や見えにくい人たちだって、いろんな所へ行くよね。電車やバスを使って移動するのって、難しいんじゃないかな。どうするのか聞いてみたよ。
 周りの人のサポートについても紹介するね。
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視覚障害や教育相談に関するギモンについて、ルーメンと一緒に学んでいきましょう。
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移動するとき、公共交通機関を利用するの?

 ブラインまん。
 ぼくの友達とバスに乗った時、白杖を持った人が一人でバスに乗ってきたんだ。
 見えない・見えにくい人も一人でバスや電車に乗れるんだね!びっくりしたよ。
質問するルーメン
 飛んできたブラインまん はーい、ルーメン。

 見えない・見えにくい人でも、どこか行くときは公共交通機関を利用するよ。じゃないと、どこにも行けなくなるでしょう。
一人で乗れるようになるには、練習したりして慣れる必要があるけどね。
 
   そうなんだ。
でも、バスや電車に乗るのって危なくない?
あせっているルーメン
 質問に答えるブラインまん   そうだね。
 誰でも初めて乗る乗り物は不安でドキドキするでしょう。
 見えない・見えにくい人にとって、特に初めてだと、乗り物の大きさや形、どこに何があるのか、どう利用するのか、わからないと危険なことも多いんだ。
 
    そうか。見えないとぶつかっちゃったりするかもね。

乗り物だから、そうだ。交通事故になるかもしれない。
危ないんじゃない?やっぱり、一人で乗らない方がいいよ。
不思議に思っているルーメン
 一所懸命説明するブラインまん  そんなことないよ。
サポートを受けたり、練習して慣れたりすると、一人でもきちんと乗れるんだ。
注意するポイントをちゃんと確認できるといいよね。
 
   周りの人はどんなところに注意して、サポートしたらいいかな。  考えるルーメン
 手を振るブラインまん  それぞれの乗り物によって構造が違うよね。
 大きさとか出入口の場所、乗車券を取ったり、お金を払ったり、やることもあるしね。いろいろなものの場所を教えてくれると助かるな。
バス停や駅などバスや電車に乗るところもどこで待ってたらいいかもわからないからね。どんな場所で、どこにどれくらいの段差があるとか、点字ブロックで通路が示してあるとか教えてくれるといいな。
 以前、通い慣れた駅でも、ホームから落ちちゃった人がいたでしょう。練習してても、慣れていても気を付けないと、やっぱり危ないんだ。
   そうか。注意して乗らなきゃね。
 周りの人も、いろいろ教えてあげたら、みんなが安全に乗れるよね。
質問するルーメン
 指を指して説明するブラインまん  場所だけじゃないよ。
同じバス停や駅のホームでも行先の違うバスや電車が停車するでしょう。どのバスや電車に乗るかわからなくちゃね。
 
 電車ならホームでアナウンスがあるからわかるよね。
でも、バスだったら、ターミナルとかだったらアナウンスはあるけど、バス停にはアナウンスがないよね。どうするの?
汗をかいているルーメン
 笑っているブラインまん  バスでも、到着したバスが電子音声や運転手さんの肉声でバス停で「○○行きです」って行ってくれるよね。
 それに、バスの入り口付近にインターホンが付いているものもあるよ。
   じゃあ、運転手さんと話して確認ができたら安心だよね。
 納得するルーメン
 指を指して説明するブラインまん  そうだね。
 でもいつでもうまくいくとは限らないんだ。
 たくさんのバスが一度に泊まるバス停だと、立って待っていても、そこに自分の乗りたいバスが止まらないこともあるよね。そうすると運転手さんのアナウンスが聞こえないこともあるんだ。
 早朝や夜になると、バス停付近に住んでいる人たちのために音量を絞ってあると、聞きづらいこともあるしね。
 運転手さんと話したくても、遠くにバスが止まったらインターホンに近づけないこともある。
 自分の乗りたいバスだと分かっても、そのバスに向かって歩いている途中でバスが出発してしまうこともあるんだよ。
   はっきり言ってほしいし、少しの時間だったら待っててくれたらいいのに。残念だね。
どうしたらいいんだろう。
考えるルーメン
指を指して説明するブラインまん  バスの運転手さんも、見えない・見えにくい人が待ってるってわからないと、乗る人がいないのかなって発車しちゃうよね。
 それに周りに住んでいる人の迷惑にならないようにしなくちゃならないし。
 みんなそれぞれ、周りの人の立場に立って考えなきゃ。
 
 バス停や駅のホームで待っているとき、見えない・見えにくい人が来たら声をかけてみてほしいな。
見えない人はバスの行き先が見えないけど、見えにくい人も読み取りづらいんだ。見えにくい人の中には、「単眼鏡」という望遠鏡みたいな補助具を使って確認する人もいるけど、動いているものの文字を読むのは難しいんだよ。
 だから、「お手伝いしましょうか」って声掛けてあげて。
慣れてて、お手伝いがいらない人は、断るから大丈夫だよ。

 「どこ行きに乗りたいんですか」って聞いたら、バスや電車が来たときに教えてあげられるでしょう。
   でも、もし自分が乗りたいバスが来たらどうするの?
 見えない・見えにくい人のバスや電車が来るまで待っとかないといけないの?
 ぼく、困っちゃうよ。
心配してしょげるルーメン
 手を振るブラインまん   そんなことないよ。
自分のバスが来たら、「自分のバスが来たので先に乗ります」って言えばいいんだよ。
 出来れば他の人に、「この人が○○行きに乗りたいそうなので、教えてあげてください」って言って自分の乗りたいバスに乗るといいね。

 バスが来たら、入り口を教えてあげてほしいな。できたら、一緒に入り口まで連れて行ってくれると助かるよ。
 もちろんその時は、手引きしてあげてね。
 
   そうだね。手引きの仕方は、以前に教えてもらったもんね。 困っているルーメン
 笑って説明するブラインまん   バスと歩道、ホームと電車に段差がある場合は、白杖を持っていると確認して乗車するけど、危ないこともあるから、気を付けてあげてね。
 
   そうだよね。
 思ったより間が空いてて、一度車道に降りて乗った方がいいときもあるもんね。誰かがサポートしてあげると、安全だね。
 感心するルーメン
 汗をかきながら説明するブラインまん  バスの中でも乗車券の発券機や、カードをかざす位置が分からないこともあるから、バスに乗るときに困っていたら、「もう少し右ですよ」とか「ここですよ」と軽くたたいて音で知らせてあげてほしいな。

 バスや電車など乗り物の中では見えない・見えにくい人は、揺れが予測しづらいから、立っていると危険なことも多いんだ。
 見えない・見えづらい人は、空いている席が分からないことも多くて、座れないこともあるんだ。
 だから、「ここが空いてますよ」って教えてくれると助かるな。
   分かった。
 そんな時はシートをポンポンって叩いてあげるんだよね。そして、見えない・見えづらい人の手でシートを触らせてあげるんだよね。ぼく、覚えてるよ。
 納得するルーメン
 ほほえむブラインまん   よく覚えてたね。
 急に手を引っ張ったり、肩を押したりするとかえって危険だから声をかけてね。どこに座るか分かれば、一人で座れるもんね。

 最近は、ノンステップバスという床の低いバスもあるよね。乗り降りするときは段差がないから、安心なんだけど、車内に段差があるんだ。座席まで段を上ったり、後方座席に行く途中で不規則な階段があったりね。
 予測がつかない段差だと分かりにくいので、「そこ段になってますよ」とか言ってくれると助かるね。
    そうだね。
 それから、バスなら降りるときに押すボタンの位置。教えてあげるといいよね。
指をさし説明するルーメン
 指を指して説明するブラインまん  分かってるね。ルーメン。
ボタンが遠いときには、どこで降りるか聞いて、ボタンを押してあげるのもいいけど、ボタンの位置を教えてあげるのもいいね。
 
    降りるときも、出口を教えてあげるんだ。
 そして、お金を入れる位置やカードを当てる位置も教えてあげるよ。
 笑っているルーメン
 飛び去るブラインまん  そうだね。みんなが困っている人の立場に立って考えてくれるとうれしいな。
 みんなができるサポートをしてくれると、見えない・見えにくい人も気軽にいろんなところに行けるよ。

 みんな、よろしくね!
 


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