学 校 の 概 要

1〈大島分校の主な歴史〉 
 
 昭和25年、現在の県立猶興館高等学校の前身で、県立平戸高等学校大島分校として、大
 島中学校と併設した形で昼間定時制普通科として設立。
 昭和28年、県立猶興館高等学校大島分校と改称し、昭和61年現在の新校舎へ移転。
 昭和42年には全日制普通科となり、創立以来1300人以上の卒業生を送る。
 平成12年度、創立50周年に当たり、盛大に記念式典を挙行。
 平成15年度から「離島留学制度」が実施され、県内外から初年7名入学。
 平成22年、読書活動優秀実践校として文部科学大臣賞を受賞。
 平成24年、県立猶興館高等学校大島分校閉校。

2〈少人数による教育活動の充実〉 
 
 (1)「豊かな自然と温かい村の人情」に育まれ、大島の生徒達は純朴で素直に育ち、
   地域の人々との交流も盛んで、人間性豊かな教育が特徴です。
 (2)少人数のため、一人ひとりにきめ細やかな指導ができ、自分にあった能力や技能の
   習得に力を注ぐことができます。
 (3)個人の希望や能力に応じ、個別進路指導を重視しています。大学進学対策、各種
   専門学校対策、対外模試対策、一般就職試験対策、公務員試験対策、週末課題、定期
   考査個別指導、各種技能検定指導、校内実力テスト、夏季補習等です。
 (4)各種行事では、他の学校では経験できない体験学習等もあり、生徒会中心に、少人
   数のため誰もが主役、誰もが重要な係りを担うことで、責任と自主性を育んでいます

3〈地域と結びつき,ボランティア活動や伝統芸能等に貢献〉 

  ここ十数年、生徒と職員が一体となり、「地域に根ざし、地域に奉仕する学校」として
 様々な学校行事や教育活動を展開してきました。
  *昭和55年・63年「社会福祉協力校」として県の指定を受ける。
  *昭和59年「小さな親切運動」、61年「地域の奉仕活動」で県表彰を受ける。
  *平成3年「ボランティア活動普及協力校」として県の指定を受ける。
  *平成5年・10年、県高等学校文化活動推進校の指定を受ける。
   男子は大島伝統芸能「流儀」(棒術)を、女子は「銭太鼓」・「のんのこ」を伝承。
  *平成11年ボランティア活動等で「特別教育功労賞」で県より表彰を受ける。
  *平成14年「春季善行表彰」を社団法人日本善行会より表彰受ける。
  *平成16年郷土芸能発表大会で「流儀」を県高文連主催により佐世保で発表。
  *「独居老人との交流会」・「座布団配布」・「弁当サービス」・「地域空き缶・ちり
   拾い」・「地域除草作業」等を毎年実施している。
  *「流儀」・「銭太鼓」・「のんのこ」・「剣舞」等を毎年各種行事・大会などで披露し
   ている。
  *「流儀伝承高校生の会」が県文化財保護への貢献が評価されて県教育委員会より感謝状   を受ける。

4〈離島留学制度〉

  *平成15年度より、長崎県立高等学校4校で実施。(五島高等学校・壱岐高等学校・
   対馬高等学校・猶興館高校大島分校)
  *島の美しい自然と豊かな人情味あふれる地域の特性を生かし、積極的な目的意識や意
   欲を持った高校生に学習の場を提供し、充実した高校生活を送ってもらうことを目的
   とした制度です。
  *大島分校は「ヒューマニティースクール」と銘打ち、ボランティア活動や地域との交
   流、体験学習などの行事を多彩に実施している学校です。
  *留学生はホストファミリーの家で生活を送り、親代わりとして様々な生活の援助をし
   ていただいています。


                                 
 
     


    


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