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平成20年度学校評価の結果について

平成21年3月24日
                                  長崎県立島原養護学校長
                                         島 田 幸 一 郎

 本校は、島原半島に本校小・中学部、高等部、南串山分教室の独立した3校舎を持つ県内でも稀有な特別支援学校として校舎別の特色を生かしながら教育活動に取り組んでいます。
 そのような中、教育活動の更なる充実を目指して、保護者、学校評議員による外部評価と職員による学校自己評価を実施しました。このほど、集計結果がまとまりましたので総評を公表いたします。分析、考察不足の面が多々あるかと思いますが、御一読いただければ幸いです。
 なお、評価は4段階でおこない、その基準は以下のとおりです。   

4:よくあてはまる 3:ややあてはまる 2:あまりあてはまらない 1:まったくあてはまらない


1 「保護者アンケート」集計結果より
 (1)全体
 昨年度と同様、3評価項目(教育活動、教育環境、開かれた学校)についてアンケートをとり、保護者97名中84名の方から回答(86.5%)がありました。
 評価項目ごとの平均値は、
教育活動  が3.3(小学部3.4、中学部・事務室3.4、高等部3.3、分教室3.4)
教育環境  が3.1(小  3.1、中・事    3.2、高 3.0、分 3.2)
開かれた学校が2.8(小  2.9、中・事    2.7、高 2.9、分 2.9)
でした。全体平均は、3.0で、4段階評価の平均値を0.5ポイント上回る高い評価でした。

 
 (2)教育活動
 15の評価内容を設け、アンケートをとりました。中学部・事務室での評価「学校は、特色ある学校行事などに取り組んでいる」が2.8でしたが、それ以外は、昨年度同様、本年度もすべてが3.0を上回りました。特に、教育活動の根幹に関わる
「教師は子どもを理解し、真剣に対応している」が3.6
      (小3.6、中・事3.8、高3.5、分3.6)
「学校は、雰囲気がよく、子どもは楽しんで学校に行っている」が3.6
      (小3.6、中・高3.8、高3.4、分3.9)
と3校舎とも高い評価でした。

 (3)教育環境
 六つの評価内容を揚げました。昨年度より評価は少し下げたところはあるが、
     「学校は、清掃が行きとどきいつもきれいである」が3.4
      (小3.5、中・事、3.6、高3.5、分3.3)、の高い評価でした。
しかし、「学校は、教育活動に必要な施設・設備が整っている」が2.7
      (小2.8、高2.5、分2.8)でした。
 子どもの障害の多様化に応じた施設面での改善を望まれているのかと感じます。

 (4)開かれた学校
 八つの評価内容を揚げました。
「学校は、行事や授業参観など、保護者が来校しやすい機会を設けている」が3.4、
「学校は、学校間交流や地域との交流する機会を設けている」が3.1の評価で、おおむね良好な評価を得ています。
 しかし、「外部の人たちが学校の施設等を利用しやすく、来校しやすい」が2.4
      (小2.6、中・事2.5、高2.8、分2.4)
      「保護者は、PT活動に関心が高く協力的である」が2.6
      (小2.6、中・事2.3、高2.8、分2.7)
      「学校では、講演、コンサート等がある」が2.6
      (小2.7、中・事2.4、高2.9、分2.5)
 と3.0を下回る評価でした。今後、改善に向けて具体的な手だてを考えていきたい。

2 「教職員アンケート」集計結果より
 (1)全体
 今年度、評価項目に「組織運営」を加え、評価内容を見直して32の内容の評価を行いました。
評価項目ごとの平均値は、
 教育活動 が3.1(小3.0、中・事3.3、高3.1、分3.3)、
 組織運営 が2.8(小2.4、中・事3.0、高2.9、分3.1)、
 教育環境 が3.0(小2.8、中・事3.2、高2.9、分3.3)、
 開かれた学校が3.1(小2.9、中・事3.4、高2.9、分3.5)でした。
 評価項目によっては、保護者の評価より厳しい評価をしている項目もみられますが、ほとんどの分野において高い評価を示しています。全体の平均も4段階評価の平均値を0.6ポイントを上回る3.1でした。

 (2)教育活動
 3校舎ともすべての項目で平均値の2.5を上回っています。
ただし、「教師は、障害についての専門的な知識や指導の技術を身に付けている」が2.7
      (小2.6、高2.6、分2.8)
など、他の評価においても昨年より低い厳しい評価を示しています。これは、アンケートからも特別支援学校の教職員として専門的な研修を行い、教員の資質を高めたいという要望だと考えます。県外、県内の研修会等の参加を計画的に推進する必要があると思います。

 (3)組織運営
 全体評価が2.8で4評価分野の中で最も低い評価でした。
「教師は、教育課程解決のために、各種の研修に自主的に取り組んでいる」が2.7
      (小2.3、高2.6)
「各校務分掌において、適切な役割分担がなされ、組織的な企画と運営をしている」(小2.5)
の評価を示しています。アンケートからも3校舎、各校舎の分掌の役割分担、企画運営、委員会運営がうまくいっていないことを示しています。今後は、企画委員会、管理職会等で問題を検討し、各分掌、各委員会の運営がスムーズにいくような対策を行う必要があります。

 (4)教育環境
 3校舎ともすべての項目で平均値の2.5をおおむね上回っています。
「学校は、校舎の周りに季節の花などがあり、潤いのある環境美化に努めている」が3.2
      (小3.0、中・事3.2、高3.0、分3.6)
と高い評価を示しています。
 ただし、「学校は、教育活動に必要な施設・設備を整えている」が2.7
      (小2.4、高2.8、2.7)
と平均値より低い評価を示しています。
 これは、本校の教室不足、特別教室等の設備の充実、老朽化に伴う雨漏り等があげられます。事務  室と連携し施設・設備の点検・維持に努めています。今後も教育環境での改善整備に努めます。

(5)開かれた学校
 3校舎ともすべての項目で平均値の2.5をおおむね上回っています。
ただし、「学校では、外部講師等を招いての教育活動に取り組んでいる」
      (小2.7、高2.6)
「学校は、教育活動を報道等で外部に発信し、理解・啓発に努めている」
      (小2.8、高2.7)
など全体的な満足度は不十分のようです。活性化のために、更なる改善に努めたいと思います。

3 今回の学校評価全体をとおして
 教育活動に関しては、本校小中学部、高等部、分教室ともに、保護者、学校評議員の方々から高い評 価や御意見等をいただきました。これも、職員それぞれが日々の教育活動に自覚を持ち、児童生徒一人ひとりと真剣に接していることが評価されたものと考えています。しかし、職員の自己評価でも明らかなように、十分な成果があがっているとは考えておりません。今後とも、教育活動の工夫改善や学校全体の指導力向上に努め、児童生徒の教育成果につなげていきたいと思っています。
 島原地区で唯一の特別支援学校として、特別支援教育のセンター的役割を推進するとともに、保護者・地域・関係機関等との連携強化を図り、「地域から信頼される安全な学校」の創造に努めていきたいと考えております。