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令和2年度 長崎県立盲学校 学校評価総括
 
 1  昨年度課題等に対する今年度の取組
   (1) カリキュラム・マネジメントによる自校の課題共有
   ① キャリア教育及び自立活動の充実(生きる力の育成)
      本校独自のキャリア発達チェックリストの実施に際し、研究部から活用法について改善案を提示し精査した。進路指導部を中心としたキャリア・パスポート運用マニュアル案については、活用に向けて慎重に検討し進めている。
     ② 新学習指導要領が求める資質・能力を踏まえた教育課程の編成
      小中学部は、領域・教科を合わせた指導の単元構成表を作成し、単元の見直しを行った。また、学部会及び教科部会等を計画的に開催し、次年度の教育課程に反映させた。
     ③ 児童生徒や保護者及び職員同士の連携を図るためのコミュニケーションの充実
      今年度の本校努力目標に、「家庭との揺るぎない信頼づくり」「職員の同僚性を高め、チーム盲学校の意識の向上」を設定し、職員人一人の意識を高めることとしたが、コロナの影響により十分な取組はできなかった。しかし、年度当初から細やかな家庭や寄宿舎との連絡を周知してきたことで、情報の共有や信頼関係構築につながっている。
  (2)  専門性の維持向上
     ① 視覚障害教育の専門性向上と主体的・対話的で深い学びの実現
      年度初めの校内研修計画に沿って視覚障害教育に必要な基礎的基本的な知識・技能の習得及び上級向け研修を実施した。また、教育活動全般において、児童生徒主導を心掛け指導に当たった。各教科指導における主体的・対話的で深い学びの実現に向けた研究授業を実施し、小中・高等部の縦割りの教科部会を編制し検証した。
     ② 校内外研修の充実
     
  • 各専門部が視覚障害教育の専門性の維持・向上を目指し職員研修(5回)
  • 自立活動の目標設定手続きについて、研究部主催の研修会(1回)
  • 教育センターの出前講座研修会(1回)
  • 研究授業(8回)
     ③ 外部講師の招聘
      外部専門家活用事業による研修会の実施。大学教授を招聘し計5回に渡り、個別指導及び全体研修会を行った。高等学校・特別支援学校教育研究会盲教育部会として長崎大学准教授を招聘し、リモートによる研修会を実施。専攻科の民間講師招聘事業による実習等の実施。
  (3)  PTA活動の活性化
     ① 一人3役の継続と浸透
      新型コロナウイルス感染症拡大防止により行事は自粛となった。
     ② 行事への参加率向上の方策
      12月のもちつき会の代替案を検討するため、全保護者にアンケートを実施したが意見は出なかった。しかし、PTA広報誌の作成に向けて役員会でテーマを決め、全保護者からコメントを集め記載することを試みた。
  (4)  教育環境の整備
     ① 安全かつ安心できる環境強化
      管理職による毎日の教室や廊下の点検や巡視を行った。また、トイレ改修工事に伴い建築関係者と連携を図り、職員や児童生徒への事前通知を円滑に行うことができた。工事に関わるけがや事故は発生しなかったが、指導中の事故が1件発生した。該当保護者及び全保護者に経緯や指導改善の説明とともに他児童生徒においても、安全面配慮の見直し改善を行い、保護者と共通理解を図った。
     ② 潤いのある環境整備(校内表示、掲示物の工夫、ICT環境の整備等)
      今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の徹底により、3密の回避、手洗いや消毒の徹底、ソーシャルディスタンスの保持に努めた。
  (5)  職員の学校経営参画意識の高揚
     ① 意見を出し合う場の設定とその実現
      「盲学校の未来を語る会」を1回実施。今回は職員の出席率が高く、自身の意見が学校運営に生かされていることを実感した。多くの意見が出され一つ一つ丁寧かつ慎重に吟味し解決を図っていきたい。
 2  今年度の学校評価アンケート結果
  (1)   総合評価
     ① 「保護者」の全評価平均値は、昨年度と同じ数値である。全項目で上昇が9項目、下降が11項目となっており、4段階評価で平均値3.4ポイントと高い数値の中での0.1~0.2ポイントの上下差で本校学校運営における一定の理解を得ていると推察する。番号18「寄宿舎の先生は寄宿舎目標に沿って、指導や支援をしている。」は昨年度と同数値、番号23「寄宿舎は、安心して落ち着ける環境を整えている。」は、0.1ポイント上昇して、寄宿舎管理運営マニュアルに沿った研修の成果が表われ、引き続き継続及び進歩が求められる。
     ② 「教職員」の全評価平均値は、0.1ポイント高くなっている。昨年度と比べると0.1~2ポイントの上下差の項目が多くなっているが、番号30「学校間交流や地域と交流する活動が十分に行われている。」は0.3ポイント下降し、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により実施できなかったことを表している。関連して番号2「特色ある学校行事や教育活動に取り組んでいる。」番号32「PTA活動は保護者が参加しやすく、計画的に運営されている。」も新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の影響と推察される。
  (2)   保護者アンケート評価
     ① 番号6「先生は障害についての専門的な知識や指導の技術を身に付けている。」は0.3ポイント上昇している。校内研修の成果とともに番号12「学校は「個別の教育支援計画」について保護者と話し合い、課題や目標を共有している。」の上昇にも関連し、学校との信頼関係の構築が深まっていることが一つの要因であると考える。
     ② 番号28「学校では外部講師等を招いての教育活動がある。(講演、コンサート等)」は、0.2ポイント上昇している。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じながらも、児童生徒に最大限の教育活動を展開した成果であると捉える。
  (3)   教職員アンケート評価
     ① 番号8「社会生活に必要な挨拶やマナー・ルールが身に付く指導をしている。」は、昨年度評価基準1.2が13名だったが、今回は評価基準2が5名と減少した。具体的には、高等部と寄宿舎の職員が評価基準2となっており、各部が卒業後の生活を見据えた指導の共通理解を図り、教師や指導員が手本となる姿勢を見せることが必要である。
     ② 番号14「個別の教育支援計画及び個別の指導計画を生かし、保護者や教職員と共通理解や連携を図りながら指導をしている。」は昨年度評価基準2が10名だったが、2名に減少した。校内研究により職員の活用意識の浸透と向上が表われている。継続的な研究の促進とさらなる活用意識の向上が求められる。
     ③ 番号23「学校は各教室や廊下等の清掃・整備に努めている。」は0.2ポイント上昇している。教育環境全体において評価は上昇あるいは高数値である。視覚障害の児童生徒の安全性や新型コロナウイルス感染症拡大防止の意識が高いことがうかがえる。
     ④ 職員の意見として、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、十分な教育活動ができなかったことが複数あった。満足できる教育活動は展開できなかったが、職員は対策を講じながらも、できる最大限の教育活動を計画し実践してきたと思う。
 3  今年度評価からの課題
  (1)  カリキュラム・マネジメントによる自校の課題共有
     ① キャリア教育及び自立活動の充実(生きる力の育成)
     ② 新学習指導要領が求める資質・能力を踏まえた教育課程の編成
     ③ 児童生徒や保護者及び職員同士の連携を図るためのコミュニケーションの充実
  (2)  専門性の維持向上
     ① 視覚障害教育の専門性向上と主体的・対話的で深い学びの実現
     ② 校内外研修の充実
     ③ 外部講師の招聘
  (3)  PTA活動の活性化
     ① 一人3役の継続と浸透
     ② 行事への参加率向上の方策
  (4)  教育環境の整備
     ① 安全かつ安心できる環境強化
     ② 潤いのある環境整備(校内表示、掲示物の工夫、ICT環境の整備等)
  (5)  職員の学校経営参画意識の高揚
     ① 意見を出し合う場の設定とその実現
  キャラクタ『ルーメン』が手を振っているイラストです。   
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作成・発行  長崎県立盲学校