令和5年度 川棚高校 生活総合科NEWS |
1月26日(金) 2年生は、2学期に入ってすぐに浴衣づくりを始めました。1級和服検定(浴衣)の種目でもあるので、真剣な取り組みです。夏休みの間に、各自好きな柄の反物を用意しました。 せっかく手作りするのですから、自分にぴったりのサイズで、柄合わせもしっかり行って丁寧に縫い上げることを目標にしました。 下の写真は折り積もりをしている様子です。折り積もりは、浴衣を作るのに必要な長さがとれるかどうかを確かめる作業です。特に身長が高い人は、折り積もりをして反物の長さが足りるかどうかを正確に確かめる必要があります。また、折り積もりをしながら、左前身頃の肩の位置に華やかな柄がくるように柄合わせも行います。袖の柄やおくみの柄もできるだけ理想に近い柄合わせができるように考えながら作業しました。 多くの作業工程と長距離の手縫いを経て、「やっと完成した!」という喜びでいっぱいです。羽織ってみたらなかなかの出来! 3年生で行われる着付け教室が楽しみです。 |
12月8日(金) 3年生で週に2時間、課題研究という授業があります。受け身タイプの授業が多い中、自主的に課題を設定し研究活動を行う時間です。自分で研究テーマを決め、家族や自分自身、地域に関するさまざまな問題点等を見つけ、その問題解決を図ったり、よりよい暮らしになるよう研究活動をしていきます。また、ドレス作りなどの大物作品にチャレンジする時間としても取り組んでいます。 研究内容の主な分野は3つ、食物分野、保育・福祉分野、被服分野に分かれています。テーマは下記のとおりです。一人当たりわずか6分の発表時間ですが、9か月間に及ぶ研究活動を保護者や中学校の恩師、後輩たちの前で披露しました。多くの拍手をいただき、達成感があったとみんな満足した様子でした。 |
12月6日(水) 7月に行われた家庭科技術検定被服4級から早5か月、多くの学校行事をこなしながら、3級検定に臨みました。裁断、しるしつけなどの事前作業を除き、70分で縫い上げなければならないアウターパンツは、基礎縫いが終わったばかりの1年生にとってはなかなかの難しさ、時間が許す限り被服室に通い、合格目指して練習しました。 初めての通し稽古は、70分には程遠く、軽く100分を超えてしまうほど時間がかかりました。しかもきれいに縫えたわけではありません。不合格のレベルから合格レベルになるよう、速さと丁寧さを意識しながら何度も縫い直しました。その甲斐あって、23名中、19名が実技試験に合格できました。残念ながら今回合格を逃した人は、来年度の夏に必ずリベンジすると決意を新たにしていました! |
12月6日(水) 12月6日(水)、sweets夢工房Le・Lienから西原宏和先生をお迎えし、洋菓子(ロールケーキ)実習をしていただきました。ロールケーキ作りが初めての生徒も多く、興味津々で取り組んでいました。西原先生から、きれいに卵を泡立てる方法や小麦粉の混ぜ方等について学びました。 以下生徒の感想です。 初めて作ったものだったので最初は不安でした。生クリームが液体からハンドミキサーでクリームになっていくのに感動しました。混ぜる時間がすごく長くて大変だったけど、スポンジをおいしく焼き上げることができたのでよかったです。 どの作業も今回初めてだったけど、上手にこなすことができて嬉しかったです。一番嬉しかったのは、ロールケーキを上手に巻けたことです。 お菓子を作るのは楽しいし、お菓子は人を笑顔にする力があると感じました。 |
10月21日(土) 10月21日の文化祭で披露できるよう、課題研究という授業時間を使ってドレス作りに挑みました。もちろん、週に2時間の授業時間だけでは全然足りないので、放課後や休みの日など時間を見つけては少しずつ縫い進め、完成させていきました。 ドレスには多くのパーツがあり、どことどこを縫ったらいいのか、わからなくなったとパニックになったり、コンシールファスナーの付け方がさっぱりわからないので講習を受けたりと・・・四苦八苦しながら作業を進めていきました。ようやく完成に近づき“いざ試着”の時には、体が入らなかったり、布が余ったりとハプニングが発生! 急いで補正→補正→また補正を繰り返しました。やっと完成したものの歩いてみたら引っかっかってしまいうまく歩けない・・・そしてまた補正→補正→また補正・・・。そうして限られた時間の中、何とか無事に完成し、ステージでお披露目することができました。ステージの上で優雅に歩く練習も行いました。本番はかなり緊張した様子でしたが、多くの人に見てもらい、褒めていただき、大きな達成感を味わうことができて、満面の笑みを浮かべていました。 |
10月16日(月) 10月16日(月)、長崎県レクリエーション協会から平山百合子先生をお迎えし、レクリエーションを進めていくコツやお年寄りとの接し方について学びました。実際に体験された介護現場のお話しなど、レクリエーションなどを交えながら楽しくお話しをしていただきました。生徒達は将来を考える上でも、貴重な機会となったようです。 |
9月20日(水) 誰もが作っていそうで実は作ったことがないのがぬいぐるみ、1年生活総合科のメンバーもほとんどがぬいぐるみを作ったことがありませんでした。そこで、これを文化祭展示の共同作品としました。 ぬいぐるみ作りは一見、お遊びの作品と思われがちですが、作るのは結構大変で根気が要ります。このテディベアは、コの字まつりがしっかりできるようになるための製作でもあります。ぬいぐるみのあらゆるところをコの字まつりで縫うことが指定されています。また、綿をたくさん詰めてコの字まつりで縫い閉じます。頭や胴体などひととおりパーツが完成したら、15cm以上の長い針を使って手足と胴体に糸を通して固定します。さらに、布がやぶれないようにボタンを使って丈夫に固定させるのが結構難しくて大変でした。 最初は同じ型紙なのに、目や耳の位置などで表情が変わるので、一体一体異なるおもしろいテディベアが できたと思います。 |
9月14日(木) 15日(金) 9月14日(木)、15日(金)に、川棚小学校5年生の皆さんをお招きし、ミシン教室を開講しました。ミシンを初めて使う小学生に、ボビンの巻き方、上糸と下糸のセットの仕方、直線縫い、返し縫い、角の曲がり方など基本的なことをしっかりと学んでもらいました。最後はポケットティッシュ入れを縫ってもらいお土産に持ち帰ってもらいました。小学生も高校生も真剣に、そして楽しく活動でき、笑顔いっぱいの時間になりました!川棚小学校の皆さん、ありがとうございました。 |
8月28日(月) 7月に行われた家庭科技術検定洋服2級に2年生の23名がチャレンジしました。合格を目指し、毎日、放課後被服室に残って練習したり、自宅で練習したりと一生懸命に取り組みました。衿を縫いつける作業に苦戦した人が多かったですが、実技では20名が合格し、喜びの声が多く聞かれました。今回残念だった人は、後期の検定でリベンジするとのこと、頑張って欲しいです。 次は洋服1級の裏付きジャケットに挑戦します。 |
8月19日(土) 家庭科技術検定 食物調理技術検定1級を8月19日に実施しました。 3年生のフードデザインの授業では検定1級合格に向けて頑張ってきました。 今回のテーマは「20歳姉の誕生日祝い」です。 「ホワイトソースとオレンジババロア」が指定調理で、制限時間は90分です。 前菜からデザートまでフルコースの献立を作成し、調理方法、盛り付け、彩り等を考え、検定に挑みました。 授業などの日々の練習の成果を発揮する機会となりました。 審査の結果、生活総合科3年生全員が合格し、1級を取得することができました。 |
7月21日(金) 7月に行われた家庭科技術検定被服4級に1年生の24名がチャレンジしました。小学校以来、初めてミシンに触る人も多く、ミシンを思いどおりに扱うことや、まつり縫いなどの手縫いに四苦八苦しながらの練習を重ねてきました。人によってはかなりの努力を要しましたが、その努力の結果、全員合格することができました。検定を行った後は巾着袋に仕上げ、アクセントになるよう刺繍を施しました。 次は被服3級のアウターパンツに挑戦します。 |
7月8日(土) 食物調理技術検定2級で弁当を作りました。制限時間は50分で、指定調理は「じゃがも25g」「煮物」でした。自分が納得のいくまで何度も献立を考え直し、練習を重ねて本番を迎えました。美味しそうな弁当が見事に完成!弁当作りの大変さや有難さを感じることもできました。 |
7月1日(土) 7月1日(土)にオープンスクール1が開催され、体育館では3年生による生活総合科の紹介と、作品のミニ展示を行いました。家庭科の体験授業では2年生が中学生にブックカバー作りを教えました。一緒にブックカバーを作りながら会話も弾んだようです。参加してくださった中学生のみなさん、ぜひ生総科へ来てくださいね! |
6月22日(木) 6月22日(木)、3年生がテーブルマナー講習会として、ハウステンボスのウォーターマークホテルに行きました。8月に行われる、全国高等学校家庭科技術検定1級取得に向けた勉強とフードデザインの授業の一環で実施しています。普段の生活ではなかなか触れることができない本格的な料理に、生徒達は緊張のスタートでしたが、スタッフの方々の丁寧な説明と美味しい料理で緊張がほぐれ、和やかな雰囲気で食事をすることができました。テーブルマナーはもちろん、盛り付けや味もとても参考になりました。 |
6月8日(木) 6月8日(木)、九州文化学園調理師専門学校から2名の先生方をお迎えし、ホワイトソースを用いたメイン料理についてご指導いただきました。目の前で、「鶏もも肉のソテー そら豆のクリームソース」と「チキンのビール衣フリット」を調理していただきました。料理は、味や香りだけでなく見た目も重要な要素であり、愛情を込めて盛り付けすることが大切だということを学びました。8月に行われる、全国高等学校家庭科技術検定1級のヒントをたくさん学ぶことができました。梶山先生、鴨川先生ありがとうございました。 |
5月29日(月) 11月の川棚町読書フェスティバルで、幼児に披露する予定のパネルシアターの練習を行いました。各班とも丁寧に作り上げた人形を使って発表しました。聞いている人を楽しませるため、本番に向けて練習を頑張りましょう! |
5月15日(月) 5月15日、「生活産業基礎」の授業の一環として、川棚町内の事業所にご協力をいただき職場訪問を行いました。各分野で働くスペシャリストから体験談を聞くことにより、求められる資質や能力、川棚町内の生活産業について学びました。生徒からは、「働くことの大変さを改めて実感した」「これからの進路に生かしていきたい」など、普段の学校生活では得られない、様々な感想がありました。ご協力いただいた事業所の皆様ありがとうございました。 |
4月19日(水) 17日〜19日の3日間、川棚町の3つの小学校の新1年生に、手作りの巾着袋を入学祝いにプレゼントしました。平成24年度から始まり、今年で12回目の活動となります。生活総合科の3年生の代表生徒が手渡してきました。ピッカピカの1年生の喜ぶ顔が嬉しかったです。ぜひ使っていただけたらと思っています。 |