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耳掛け式補聴器 | ![]() |
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耳穴式補聴器 | ![]() |
なんだか、複雑でよくわかりませんね。簡単な図にしてみると…
何といっているかきこえないよ | 補聴器を使って 音を増幅すると |
わかった!!『りんご』だ! |
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補聴器を付けて、スイッチオン! |
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今回は「マイクロフォン」です。マイクロフォンは音を集めて補聴器に入れる働きをします。耳と同じ働きですね。
現在,多くの人が使っている補聴器のマイクロフォンは「無指向性(むしこうせい)マイクロフォン」といって周りにあるいろいろな音や声を集めてしまいます。
いろいろな音の中から |
「 |
みなさんが使っている補聴器には,いくつかの調整器がついています。図のようなつまみ【トリマー】が,補聴器にいくつかありますね。今回はその中の一つ,音質調整器(おんしつちょうせいき)について説明します。
音質調整器は音の高さを調整して音や声を聞きやすくします。補聴器の機種(きしゅ)によって違(ちが)いますが,N【全音(ぜんおん)】の一つで調整するか,H【高音(こうおん)】とL【低音(ていおん)】の2つで調整するものが多いです。例えば…
耳掛け型補聴器の例![]() |
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イヤモールドとは、耳かけ型やボックス型の 身体が大きくなると耳の穴も大きくなります。そのためイヤモールドがぴったりしないとか、 いつもハウリングするようになったら、イヤモールドを作り替える時期にきているのだと思います。 最近では、イヤモールドを作るときに、好きな色を選んだり、小さなシールを中に入れたりすることができます。 ところで、あなたのイヤモールドは汚れていませんかぁ?イヤモールドが汚れていると、聞こえにくくなったり、 あるデータによると、いつも使っている補聴器や人工内耳の |
変身!! ![]() 僕のこと いつもきれいに してね |
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ここで 「あなたのイヤモールド清潔度チェック!!」 |
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イヤモールドの掃除(そうじ)方法(ほうほう)は @ぬるま湯で作った洗浄(せんじょう)液(えき)にしばらく 浸(つ)け、 その中でAやさしく振(ふ)り洗いします。 汚(よご)れがひどいときは歯間(しかん)ブラシを使用します。 その後Bきれいにすすいで Cティッシュで水分を拭き取ります。 (みみBookをもっている人は「補聴器のクリーニング方法」のページを参考にしてください。) |
世界初!でこぼこのイヤモールド!? |
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GNリサウンド社から発売された小型耳穴式補聴器には、 (2011.12現在) でこぼこがあることで、皮膚に 今後、皆さんが使う補聴器のイヤモールドにも、広がってくるかもしれませんよ。 |
新しい ディンプル・シェル |
これまでの ノーマル・シェル |
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今回は、耳掛け型の補聴器のフックの中にある「ダンパー」について説明します。 (補聴器によってはフックの中にダンパーがないタイプがあります。) | |||
ダンパーは、フックの根元(ねもと)補聴器に接続する部分のあたりに入っています。長さ2oの小さな筒状(つつじょう)の物です。 筒の中をよくよくのぞいてみると、とても細かい網あみが張ってあるのが見えます。 |
僕のしょってるフックに 入っているよ ![]() |
ダンパーが入っていると、補聴器からの音が少し柔(やわ)らかい感じになります。 逆にダンパーが入っていないと、音の刺激が少し強い感じになります。 補聴器特性のグラフでこの違いを見ることができます。 音の聞こえ方や好みは人それぞれ違いますので、補聴器の調整をするときに、実際にダンパーが入っている場合と、 入っていない場合とで聞き比べてみると良いでしょう。
フックの中にダンパーがある補聴器の場合は、ブラシでゴシゴシ洗わず、 メガネなどを洗う超音波(ちょうおんぱ)洗浄機(せんじょうき)で洗うとよいでしょう。 学校にもあるので使ってみてください。
ダンパー入りフックは600円、ダンパーなしフックは200円です。
洗い方を間違えてダンパーを無駄(むだ)にすることのないよう、注意しましょう。
そんなとき,補聴器に「外部(がいぶ)入力(にゅうりょく)端子(たんし)」がついていると,ラジカセや電話機から,直接コートをつないで,音や声を聞くことができます。そうすることで空気中の雑音(ざつおん)に影響(えいきょう)されることなく,きれいな音や声を聞くことができます。 「外部入力端子」はすべての補聴器についているわけではありせん。 「外部入力端子」がはじめからついていたり、希望に応じてつけられるものもあります。 |
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補聴器のこの部分にあるT(テレコイル)やM(マイク)はどんなときに使うのでしょうか | ![]() |
耳かけ型の補聴器の多くには、スイッチにTとMの切り替えがついています。 T(テレコイル)は、ループシステムや電話【黒電話や特殊な電話のみ】など、 テレコイルを用いた音を大きくします。ループシステムが設置されている部屋・施設(しせつ)でT(テレコイル)を使用すると、 ループシステムから送られてくる音を聞くことができます。 つまり、周りの音に邪魔(じゃま)されることなく、 比較的(ひかくてき)明瞭(めいりょう)な音を聞くことができるのです。 ループシステムが設置されている教室で行われる授業では、T(テレコイル)にしておくと先生の声が聞きやすくなります。補聴器の種類によっては補聴器のマイクからの音とループシステムからの音の大きさを調整できる補聴器もあります。 |
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M(マイク)は、補聴器についているマイクロフォンからの音を大きくします。普段の生活では、M(マイク)にしておくとよいでしょう。 また、「MT」という切り替えがあったり、MやTの装置がない補聴器もあります。自分の補聴器を確かめて、場面に合わせて使うようにしましょう。 |
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ループの外に出てしまうと、ループからの音は補聴器に入らなくなります。教室から出るとき、先生がマイクを外したときは、スイッチをMに切り替えましょう。また、体育館や幼稚部のプレイルーム、中学部の会議室にもループが貼ってあります。集会の時、補聴器のスイッチをTに切り替えてみましょう。先生がマイクを使って話している声が聴き取りやすくなります。 |