補聴器の種類

最新補聴器を紹介します。(2010年12月現在)
自立支援法対応補聴器情報

 今回オーティコン社から新しく障害者(しょうがいしゃ)()(りつ)()(えん)(ほう)対応(たいおう)した()(ちょう)()発売(はつばい)されましたので、そのことについて少しお話ししたいと思います。

最近(さいきん)の障害者自立支援法に対応した補聴器は、様々(さまざま)()(のう)()いていますし、音質(おんしつ)もすごく()いです。()(だん)(わり)には良い製品(せいひん)()えてきたと思います。新しい補聴器の名前は「3000DM」と「P80」です。

「3000DM」は(じゅう)()(なん)(ちょう)用((りょう)()平均(へいきん)聴力(ちょうりょく)が90dB()(じょう))、「P80」は(こう)()難聴用(両耳の平均聴力が90dB未満)の補聴器です。()(ぜん)は、どちらも障害者自立支援法に対応していない補聴器として高額(こうがく)販売(はんばい)されていました。

2つの補聴器の主な機能を(しょう)(かい)します。これらの補聴器は、6000〜8000Hzの高い音も聞き取ることが出来る上にハウリングがしにくく騒音(そうおん)抑制(よくせい)機能も()いていますので、より(こと)()の聞き取りがしやすくなっています。

また、補聴器の調(ちょう)(せい)においても音の聞こえる(はん)()をP80は6つに、3000DMは8つに()けて調整が出来ますので、今までよりももっと一人一人に()った調整が出来ます。ちなみに、ワイデックス社のP26は全体を2つ(低音域(ていおんいき)高音域(こうおんいき))に、BV38は全体(ぜんたい)を3つ(低音域と中音域と高音域)に分けての調整が出来ます。今回(こんかい)オーティコン社から出た補聴器は、今まで調整が(むずか)しかったタイプの聴力の人にも合わせた調整が出来ますので、今までよりも良い音を聞くことが出来るようになると思います。
 
もっと(くわ)しい(じょう)(ほう)()りたい人は(ちょう)(のう)(しつ)にいつでも()てください。実物(じつぶつ)()(ほん)がもうすぐオーティコン社から(とど)と思いますので、それを見ることも出来ますよ。

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最新補聴器を紹介します。(2010年10月現在)

自立支援法対応補聴器情報

 身体(しんたい)障害者(しょうがいしゃ)手帳(てちょう)を持っている人が補聴器を申請した場合、各メーカーでもらえる補聴器が決まっています。(自立(じりつ)支援法(しえんほう)対応補聴器といいます。) オーテイコンから新しい補聴器が発売されました。

※ 自立支援法対応以外の補聴器を希望するときは差額(さがく)を支払って購入(こうにゅう)できる。

    P80〈オーテイコン〉高度難聴型補聴器

90dB以下の聴力にしか対応できません。(身障者手帳の6級、4級対応の補聴器です。) 

特徴として、

@広い周波数(しゅうはすう)帯域(250〜8000HZ)
Aハウリング抑制(よくせい)機能つき
B騒音(そうおん)抑制機能つき        など
  

○補聴器のイヤモールドのお金が高くなりました。

以前は、6300 円だったのが4月から9270円になり、負担額 (一割負担) が927円になりました。診療(しんりょう)報酬(ほうしゅう)の改定に伴う値上げだそうです。
人工内耳の固定のために使っていたイヤモールドは、補助の手段がないため、一部負担ではなく、全額負担になります。

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2008年7月現在の情報を紹介します。

自立支援法対応補聴器情報

 身体障害者手帳(しんたいしょうがいしゃてちょう)を持っている人が補聴器を申請した場合、各メーカーでもらえる補聴器が決まっています。(自立支援法(じりつしえんほう対応補聴器といいます。)申請は原則的(げんそくてき)に5年ごとです。

○手帳4〜6級は「標準型補聴器」がもらえる。(金額の1割は自己(じこ)負担(ふたん)
     リオン・・・HB14(デジタル)
     ワイデックス・・・ブラボーB1(デジタル)、B1X(デジタル、耳穴)  など

○手帳2〜3級は「強力型補聴器」がもらえる。(金額の1割は自己負担)
     リオン・・・HB13(アナログ)、HB15(デジタル)
     ワイデックス・・・P26(デジタル)     など

※ 自立支援法対応以外の補聴器を希望するときは差額(さがく)を支払って購入(こうにゅう)できる。

※ 自立支援法対応の「強力型補聴器」の変更(へんこう)のお知らせ

メーカー 機種名 特徴
リオン HB17 デジタル補聴器
HB15より最大出力が出る
ワイデックス ブラビッシモライト
BV38
デジタル補聴器
P26は低音域と高音域に分けて調整(ちょうせい)できるが、
BV38は低音域、中音域、高音域に分けて調整ができる
ハウリングを抑える機能(きのう)も向上(こうじょう)した

カタログは長崎県立ろう学校「聴力測定室」と、「高等部の聞こえのコーナー」にあるので、お尋ねください。

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