このマーク もう見かけましたか?

   緑に蝶(ちょう)  〔聴(ちょう)?〕


このマークは皆さんご存じ(ぞんじ)ですか?道路交通法(こうつうほう)の改正(かいせい)により今年の6月1日より聴覚障害者の免許(めんきょ)取得(しゅとく)条件(じょうけん)が緩和(かんわ)され、重度の聴覚障害者でも、ワイドミラーの装着(そうちゃく)や、このマークを車の前後に貼ることにより、車の運転ができるようになりました。

 
 この他にもそれぞれの障害について分かりやすく表示(ひょうじ)するため、いろいろなマークがあります。これらは国際的(こくさいてき)に定められたものや、各障害者(かくしょうがいしゃ)団体(だんたい)が独自(どくじ)に提唱(ていしょう)しているものもあります。今回は他のマークにどのようなものがあるのかいくつか紹介(しょうかい)します。

障害者のための
国際シンボルマーク
身体障害者標識(ひょうしき)
(身障者マーク)
 このマークは、障害のある人が利用できる建物、施設(しせつ)であることを示す、世界共通の国際シンボルマークです。 なお、このマークはすべての障害者を対象(たいしょう)としたもので、特に車いすを利用する障害者を限定(げんてい)し使用されるものではありません。  この四つ葉(よつば)のクローバーマーク(身障者マーク)は、肢体不自由(したいふじゆう)の障害のある人が運転している自動車であることを示しています。マークをつけた車に幅寄せ(はばよせ)や割り込み(わりこみ)を行った運転者は、罰(ばっ)せられることになります。
視覚障害者(しかくしょうがいしゃ)の
国際マーク
ほじょ犬マーク
 このマークは、世界盲人(もうじん)連合(れんめい)〔WBU〕が1984年に定めた世界共通の国際シンボルマークです。 WBUによれば、「このマークは手紙や雑誌(ざっし)の冒頭(ぼうとう)、あるいは歩行(ほこう)用に自由に使用してよい。色は青」としています。  身体障害者補助犬(ほじょけん)同伴(どうはん)の啓発(けいはつ)のためのマークです。 身体障害者補助犬とは、盲導犬(もうどうけん)・介助犬(かいじょけん)・聴導犬(ちょうどうけん)のことを言います。 このマークを見かけたり、補助犬を連(つ)れている方を見かけた場合は、ご理解(りかい)・ご協力(きょうりょく)をお願いします。
聴覚障害者(ちょうかくしょうがいしゃ)の
シンボルマーク〔耳マーク〕
ハート・プラスマーク
 聴覚障害の方であることを表(あらわ)す国内で使用されているマークです。
 公共機関(こうきょうきかん)や各関係機関、病院、スーパーなどで掲示、活用することで聴覚に障害のある人が相談しやすくなります。
 このマークは、心臓疾患(しんぞうしっかん)などの内部障害(ないぶしょうがい)があることを示すシンボルマークです。 このマークを着用(ちゃくよう)されている人を見かけた場合は、内部障害について理解し、配慮(はいりょ)する必要があります。
オストメイトマーク 聴覚障害者シンボルマーク
(国際マーク)
 このマークは、オストメイト〔人工肛門(こうもん)・人工膀胱(ぼうこう)を使用している人〕を示すシンボルマークです。オストメイト対応(たいおう)トイレであることを示すためにトイレの入口や案内誘導(ゆうどう)プレートに表示(ひょうじ)してあります。  このマークは、世界ろう連盟(れんめい)〔WFD〕が定(さだ)めた世界共通の国際シンボルマークです。
 ろう者が通訳(つうやく)その他のサービスを受けられる場所でも使用されています。

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楽しく安全に遊べるおもちゃのマーク
 おもちゃは,安全面・衛生面についての(きび)しい検査を受け,合格(ごうかく)したものにマークがついています。 また、すべての人が楽しく遊べるように考えられているおもちゃもあります。
 みなさんが持っているおもちゃにも、次のマークがついているか(たし)かめてみましょう。外箱(そとばこ)包装(ほうそう)部分についています。
STマーク  STとは、「セイフティ・トイ(Safety Toy)」の(かしら)文字です。 日本玩具(がんぐ)協会おもちゃメーカーの集まりが(さだ)めた安全基準(きじゅん)に合格したおもちゃにつけられるマークです。
  安全であることを保証(ほしょう)するマークです。
盲導犬マーク  視覚(しかく)障害(しょうがい)をもつ子どもも楽しく遊べるよう工夫(くふう)されたおもちゃにつけられているマークです。
 電池を入れる場所・スイッチが手でさわって確認できたり、音で位置などがわかるよう工夫されています。
うさぎマーク  聴覚(ちょうかく)障害(しょうがい)をもつ子どもも楽しく遊べるよう工夫されたおもちゃにつけられているマークです。
 音の強弱(きょうじゃく)高低(こうてい)の調整ができたり,音が出ていることを確認(かくにん)できるよう光・振動(しんどう)・文字・絵等の機能(きのう)がついているものなどあります。より楽しめるよう工夫(くふう)されています。

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