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・・・・・ 日本社会事業大学で実施・・・・ |
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全国93のろう学校の中で、7割以上が手話を導入していますが、多くは日本手話ではなく、日本語対応手話です。一般の大学進学率は平成21年に50%を超えましたが、ろう者の進学率は16%にとどまっていて、大学には十分な支援がありません。 |
日本社会事業大学(東京都清瀬市)では、学内に聴覚障害支援プロジェクト室を設置し、学内外の学生の支援を実施しています。日本手話での講義は単位互換制度で他大学の学生も受けられて、英語や経済学などの13の講義があります。 |
講師は全員がろう者で、森壮也氏(アジア経済研究所主任研究員)や、手話研究で博士号を取得した中野聡子氏(東大先端科学技術研究センター特任助教授)、ろう者で初めて英検1級を取得した秋山なみさん達です。この大学では、昨年度から特別支援学校の教員課程も設置して、日本手話履修を初めて義務化しています。 |
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