自動車に関する福祉

 本校では長崎県立ろう学校では、毎年運転免許(うんてんめんきょ)を取る人が、専攻科(せんこうか)の約半数いますが、本年度はすでに専攻科1年生3名と専攻科2年生1名が合格しています。他にも数名の専攻科生が取得(しゅとく)に向けて頑張っているところです。

 今回は自動車運転免許や運転に関する福祉についてお知らせします。
 
1 自動車取得に関する助成金(じょせいきん)
聴覚障害者(ちょうかくしょうがいしゃ)の人が、車の免許を取得〔取ること〕したい時は、免許を取得するまでに(よう)する〔かかる〕経費(けいひ)〔おかね〕の一部が補助(ほじょ)されます。
2 自動車税および自動車取得税の減免(げんめん)()らすこと〕
聴覚障害のある人1人について、自動車または軽自動車のいずれか一台に限られています。 (くわ)しい事は、長崎、佐世保、諫早、島原の各県税事務所地方局税務課(ぜいむか)(たず)ねてください。
3 有料道路(ゆうりょうどうろ)通行料金(つうこうりょうきん)割引(わりびき)・・・5割引
手続き: 自分の住まいのある市福祉事務所か、町役場で、免許証(めんきょしょう)車検証(しゃけんしょう)提示(ていじ)して、身体障害者手帳に割引の有効期間(ゆうこうきかん)を記入してもらってください。

確認しましょう!

 【 対象(たいしょう)となる人 】
 【 助成(じょせい)の条件 】
 【 自動車の種類 】

以上の3つやその他の条件については、市町によって異なります

合格おめでとう!  合格者の感想です。

 (ぼく)は、運転免許を取得したい気持ちが強くあって、夏休みの間に自動車学校に通いました。往復(おうふく)で6時間かけて、さすがに(つか)れました。
 仮免(かりめん)本免(ほんめん)問題を受け、全部合格して免許をもらう時に、最高にうれしかったです。これで、夏休みの間に努力した結果を得たと感じました。
 僕は、自動車学校に入学する時は、夏休みが終わるまで(かよ)うだろうなと覚悟(かくご)していましたが、一日も休まず通い続け、大村試験場で無事(ぶじ)合格しました。あっという間に休みの3分の2が終わっていました。
 何事(なにごと)も集中すれば、時間も短く感じると思いました。しっかり勉強すれば誰でも受かると思います。頑張って下さい。
 僕は、目標よりも早く、夏休みの8月初めに無事に免許を取りました。多分、T君とお(たが)いにわからないところを教え合ったり、先生や健常者(けんじょうしゃ)の人に聞いたりしたお(かげ)だと思います。
 技術的なことでは、先生が、筆談(ひつだん)身振(みぶ)手振(てぶ)りでわかりやすく教えて下さったので一発で合格できたと思っています。
専攻科1年 T・M君 専攻科1年  T・S君 専攻科1年  T・T君

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