聴導犬(ちょうどうけん)とは、聞こえない人の耳代(が)わりとなるように訓練(くんれん)された犬のことで、公共(こうきょう)の場ではオレンジ色のケープを着用(ちゃくよう)しています。 電話のベルやドアのチャイム、車のクラクション、目覚まし時計の音などを知らせる仕事(しごと)をします。 日本では、2002年に身体障害者(しょうがいしゃ)補助犬法が施行(せこう)され、不特定(ふとくてい)多数(たすう)の人が利用(りよう)する施設でも受け入れるように義務(ぎむ)づけられました。〔商店(しょうてん)やホテルなどは2003年10月から義務化(ぎむか)〕 聴導犬はまだ日本には20頭(とう)ほどしかいませんが、「身体障害者(しょうがいしゃ)補助犬法」が」施行され、これから出会う機会(きかい)が増(ふ)えるかもしれません。盲導犬(もうどうけん)とは違(ちが)い、第三者が触(さわ)ることを禁(きん)じていないので、聴導犬に出会ったら、ケープをつけていても使用者(しようしゃ)に許可(きょか)を得(え)れば、声をかけたり、なでてあげたりしても大丈夫(だいじょうぶ)です。 |
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