聴力(ちょうりょく)(てい)()について

☆耳の老化(ろうか)

 テレビで耳のことを取り上げたクイズ番組(ばんぐみ)がありました。アメリカの(だい)都市(とし)()んでいる人たちは()こえが年齢(ねんれい)(とも)(わる)くなるのですが、アフリカのスーダンで(しず)かに()らしているマバーン(ぞく)は70(さい)になっても聴力(ちょうりょく)(てい)()せず、アメリカのニューヨークの20代と同じだそうです。 自分の耳を 守るぞう!
 文明(ぶんめい)発達(はったつ)するにつれ私たちの耳に(はい)る音は爆発的(ばくはつてき)()えていっています。耳は(つね)騒音(そうおん)雑音(ざつおん)にさらされ(しょう)(もう)(はげ)しいので、10代から(ろう)()(はじ)まるそうです。
 しかし、そうは言っても騒音だけをカットすることは出来(でき)ませんよね。では、こういう状況(じょうきょう)でわたしたちは自分の耳を(まも)るにはどうすればいいのでしょう?

騒音性(そうおんせい)(なん)(ちょう)

 (きゅう)に聴力が()ちる原因(げんいん)としてロックのコンサートの大音(だいおん)(きょう)や、(しょう)(ろう)(なが)しの爆竹(ばくちく)などがあります。(きょう)(だい)な音を(はっ)するものにはある(てい)()(きょ)()必要(ひつよう)ですね。                             
(きゅう)(せい)(おん)(きょう)(せい)聴力(ちょうりょく)(しょう)(がい)
 また、徐々(じょじょ)に聴力低下をおこす原因としてあげられるのが、職業(しょくぎょう)関係(かんけい)する慢性的(まんせいてき)な音の()(げき)です。職業上(造船(ぞうせん)(ぎょう)建築(けんちく)(ぎょう)など)やむを()ず、騒音にさらされ(つづ)けていると騒音性難聴になりやすいので、(ちゅう)()が必要です。()(ぼう)できる難聴ですので、(しょく)()(かん)(きょう)(せい)()()衛策(えいさく)として、耳栓(みみせん)で聴力を守ることも大切(たいせつ)です。
 最近(さいきん)、わたしが()になっているのが、アイポッドです。本校(ほんこう)の生徒たちも()(ちょう)()(がい)()入力(にゅうりょく)(たん)()接続(せつぞく)し音楽を(たの)しんでいますが、大音(だいおん)(りょう)で音楽を()(しゅう)(かん)があると少しずつ聴力が()ちていきますので、(おん)(りょう)()く時間には注意が必要です。
 聴力を大切にしているろう学校の生徒たちにとっては5〜10dB聴力が()がると(こと)()()()りにも(えい)(きょう)があります。今の聴力を維持(いじ)するために聴力を落とす原因を(つく)らないことも大切です。聴力が急に落ちたときには早めに耳鼻科(じびか)受診(じゅしん)しましょう。

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