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日(に)本初(ほんはつ)！
　　 聴覚障害者女子プロボクサー誕(たん)生(じょう)！！

７月31日付の朝日新聞で、『負けないで！』の著者(ちょしゃ)小笠原恵子さんについて大きく報道(ほうどう)されました。
小笠原さんは、先天性(せんてんせい)の聴覚障害があります。小中学校時代はいじめにあったり、不(ふ)登校(とうこう)に陥(おちい)ったりしたそうです。また高校時代は親や教師に反発(はんぱつ)して荒(あ)れた生活を送(おく)っていました。
著　者 小笠原　恵子
出版社 創出版
発売日 ２０１１年５月３０日
価　格 １，１５５円(本体１，１００円)

しかし、その後ボクシングと出会い、しだいにのめりこんでいきます。現在のジムトレーナーで、視覚障害者でもある佐々木会(かい)長(ちょう)に大きな影(えい)響(きょう)を受(う)け、自分の「弱さ」に気づくきっかけを与えられたそうです。「耳の聞こえない女性がプロボクサーなどとんでもない」と門前(もんぜん)払(ばら)いされながらも、困難(こんなん)や挫(ざ)折(せつ)を努力で乗(の)り越(こ)え、昨年(さくねん)７月、念願(ねんがん)のプロとしてリングに立ったのでした。
決してあきらめずに可能性に挑(ちょう)戦(せん)していこうとする小笠原さんの姿(すがた)を見ると、あきらめずにがんばる勇気がわいてきます。
『負けないで！』をぜひ多くの人に読んでほしいと思います。　

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