手話も一緒に 新・日本語手話辞典より

今年度(平成24年度)は1年を通じて、「手話」を紹介していきます。

『水』と『熱』にかかわる慣用句

今回は、『水』『熱』にかかわる慣用句についての手話表現です。ぜひ使ってみたいですね。

熱が冷める(興味がなくなる) 仕事に熱が入る (熱中する)

右手の親指と4指を左脇につけながら閉じる。

指を半開きにした両手を振る。 「仕事」という手話 親指と人差し指を左わきの下につけ、前にはじくように開く。
あんなに韓流ドラマを見ていたのに、
もう
熱が冷めたのか、最近は全く見ない。
職場の上司にほめられて、ますます仕事に熱が入るようになった。

水の泡(苦労が無駄になる) 水に流す(すべて忘れる)

右手の親指と4指を左脇につけながら閉じる。

指を半開きにした両手を振る。 「全部」という手話 つまんだ両手を開きながら、後ろに投げやる。
(やっと完成したプラモデルを壊されて)
今までの苦労が
水の泡だ。
(けんかした友達に対して)
今までのことは全部
水に流して仲良くしよう。

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6月は梅雨の季節です。

アジサイ

「む」の指文字で
唇に沿って右へ動かす。
軽く折り曲げた左手の上で、
右手をすぼめ回転させる。
カエル

ひじを張り、両手のひらを
下に向け、上下させる。
梅雨
すぼめた右手を唇の横と
こめかみに順に当てる。
「雨」 の手話
湿度 高い
湿度が高い
左手のひら前で、右親指と
4指をつけたり話したりする。
左手を立て、右手を
指文字「こ」の形にし、
上にあげる。

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