ろう学校の先生の仕事

自立活動部の先生の仕事

入学・進級して数か月() ちましたが、新しいクラスにはもう慣れましたか?

さて、5月に入り、今年度初めての「みみより」をお届けします。この「みみより」を発行しているのは、「自立活動部」の先生たちです。今回は、この「自立活動部」について簡単に説明します。

 皆さんの時間割の中に、「自立活動」という授業がありますね。「自立活動」の目標は「障害に(もと)づく種々(しゅじゅ)困難(こんなん)を改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養う」となっています。皆さんは聴覚に障害がありますね。だから、その「聞こえにくいこと」から起こるいろいろな問題を解決する方法を知ったり学んだりする時間なのです。

自立活動部の先生たちの仕事は次のようなものです。

・聴力測定をする。

・聞き取り、発音、ことばなどの検査をする。

・定期的に補聴器や人工内耳をしらべる。

・補聴器や人工内耳が故障したときに、調べたり、修理に出したりする。

・補聴器の申請(しんせい)や修理の申請のときのお世話をする。

・FM集団補聴システムの管理をする。

・自立活動の授業の計画などのお世話をする。

・先生たちの自立活動に関する学習会のお世話をする。

・聴覚障害に関する情報を知らせる。

 皆さんの「聞く環境」をできるだけ良くすることや、自立活動の授業がうまくいくようにすることなどが仕事の中心ですが、「聴覚に関する情報を知らせる」という仕事もあり、そのためにこの「みみより」を発行しています。6回の発行を予定していますので読んでください。

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