今まで,「障害者手帳」がもらえない聴力(例えば60dB)の人は,少しは聞こえるけれどもはっきりと聞こえないため,補聴器を自分で購入していました。
それが,今年度から,聴力が30〜70dBで,18歳までの子どもが補聴器をつけるときには,その補聴器の購入費を,
保護者が1/3 (3分の1) の負担,
残りの2/3 (3分の2) は長崎県と住んでいる市町が負担
する,という制度ができました。
子どものころから補聴器をつけてよく聞こえるようになることで,ことばの発達やコミュニケーションの問題を改善することを目的にしています。
平成24年度は全国で13の府県(岩手・秋田・埼玉・千葉・長野・三重・大阪・鳥取・島根・岡山・山口・高知・熊本)で実施されていましたが,今年度,9つの府県(兵庫・京都・奈良・静岡・群馬・愛媛・広島・長崎・鹿児島)が加わりました。
補聴器を必要な人が,補聴器を購入しやすい制度がひろがっていますね。
☆ 西海市・時津町・長崎市・大村市などでは,すでにホームページ等で紹介されています。詳しくは,各市町のホームページ・広報でご確認ください。 |

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