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きこえにくい子は、
こんなところに困っています。
きこえの状態は、子どもによってさまざまです。
聞こえの状態
子どもによってさまざまです。
こんなことに困っています。
音がきこえていても、意味のある言葉として捉えにくい子          
全体的に小さな音にきこえる子
周りが騒がしいと言葉が聞き取りづらい子
音のきこえる方角が分からない子
まわりの音がとてもうるさく感じる子
友達の会話についていけなくて不安を感じる子
など
このためこのような
不自由さ
があります。
音に反応できない      
授業で先生の声が聞き取れない(聞き取りづらい)
話し合いについていけない
友達の会話についていけない
突然の放送・呼び出しが分からない
話に集中できない
コミュニケーションの方法が周りの人と異なる
周りの人に自分のことをなかなか理解してもらえない
など
では、接するとき、どんなことに注意するといいの?

気をつけて接しているつもりでも、
こんなことしてませんか?
チェックしてみてください
こんなところに注意して接してみましょう。



聞こえにくさをカバーするために

このきこえの不自由さを補うために補聴器・人工内耳を使うことがあります。
しかし、補聴器・人工内耳をつけても、聞こえる人とまったく同じように聞こえるわけではありません

○ 補聴器・人工内耳は大きくする音に限りがある。
会話で使う音の範囲を大きくするようにできている機械です。
すべての音を大きくすることはできません。
はずしているときはきこえにくい元の状態になります。
 機械を管理する必要がある。
精密機械なので、壊れないように大切に扱う必要があります。
激しい運動のとき、プールなどには使えません。
汗をたくさんかいたときなど機械に汗が入って壊れることがあります。
 機械を使いこなす必要がある。
きこえに合わせた専門的な調整が必要です。
そのきこえを常に保つようにチェックや管理が必要です。
また、使いこなすための訓練が必要です。
まわりの雑音も大きくなるため、会話だけが大きくなるわけではありません。

補聴器・人工内耳について詳しく知りたい方はこちらを参考にして下さい。

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