地域・保護者の皆様へ

大村高校は創立１３０周年を迎えたの伝統校であるとともに，地域の人材を育成する拠点校であります。
地域や保護者の皆様のご支援，ご協力のもと，毎年多くの生徒が大学進学を果たしております。

これまでは，学習習慣の確立，基礎基本の徹底を柱に，生徒と教員との信頼関係を築きながら
生徒の学力及び人間力を向上させ，成果を挙げてきました。

一方，現在，文部科学省の中央教育審議会で大学入試改革について審議がすすんでおり，
平成２６年１２月２２日に答申が発表されました。
→http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1354191.htm

大学入試センター試験の改革については2020年度ということですが，個別試験については，来年度から
準備できた大学から実施するようにと答申の中に盛り込まれています。

個別試験の例として，「小論文、面接、集団討論、プレゼンテーション、調査書、活動報告書、大学入学
希望理由書や学修計画書、資格･検定試験などの成績、各種大会等での活動や顕彰の記録、その他
受験者のこれまでの努力を証明する資料などを活用すること」と書かれています。

本校SSHの取り組みは，このような新しい大学入試制度改革に対応するための1つの手段ととらえ
ています。
特に数理探究科の課題研究の取り組みは，小論文，面接，集団討論，プレゼンテーションの力を
高める効果が期待されます。SSHの取り組みを進めながら，このような入試制度改革に対応できるよう，
学校を挙げて取り組んでまいります。

大村高校は社会の変化に，いち早く対応することで，地域・保護者の皆様の期待に応えていきます。