大村高校SSH申請中!














※注意
SSHは毎年多くの高校が申請
しますが,予算の都合で,文部
科学省が審査し採用校を決定
します。昨年は41校の申請が
あり,採用校は9校でした。
来年度の採用予定は32校で
す。大村高校が採用されるよ
う応援をよろしくお願いします。
なお,採用されない場合は今
年度同様の教育課程で実施
します。

大村高校のSSHの概要


大村高校で育てたい科学技術人材は
「物事を多面的に見ることができる人材」
「科学的根拠に基づき議論し行動できる人材」です。

このような人材を育てるために,文系・理系の枠を超えた新しい授業に取り組んでいこうと考えています。

その1つが 「地学と地理」の融合型授業です。

世界では地理のなかで地学を学ぶ国があり,日本でも筑波大学では生命環境学群地球学類という理系
の学科の中で,地学と地理の専門的な研究を行っています。
しかし,日本ではその関連性を感じながら,地学は理科,地理は社会の枠の中でしか学習しません。

地学や地理は私たちの身の回りに直結するテーマを多く抱えています。
これらは,視点を変えることで様々な問題が見えてきます。根本的には科学的根拠に基づき判断することが
必要ですが,それぞれの地域の抱える問題点も同時に解決することが社会では求められます。

大村高校では授業を通してこのようなテーマに取り組んでいきます。

この地学・地理融合授業を本格的に取り組む学校は,日本ではこれまでにないと聞いています。

大村高校が日本で最初の取り組みとなります。


この授業を軸に大村高校SSHは普通科・数理探究科に対して実施していきます。
数理探究科ではこれまでの課題研究を更に充実させた探究基礎及び探究活動の授業を新設し科学的な
判断能力や研究能力を高めていきます。また研究内容を英語で発表できるよう,アメリカの高校生との交流
も計画しています。このような活動を通して,物事を多面的に見る力や科学的根拠に基づき議論し行動でき
る力を育成していきます。