心の教育講演会「横断歩道を青信号で渡っていた息子が交通事故死した理由とは」
実施日時 平成22年5月10日(月) 14:35~15:25
講 師 宮原福子 様
・佐世保市在住
・交通死亡事故の被害者遺族
【事故の概要】
2000年1月、当時、中学3年に在住の長男が、自宅から塾に行く途中、横断歩道を青信号で渡っているときに、前方不注視・速度違反の車両に衝突され10日後、意識が一度も戻ることなく亡くなるという被害にあわれました。
【内容】
事故後、何の落ち度もない長男が何故死ななければならなかったのか、との思いを自分自身に問いかける悲痛な日々を過ごされました。
そのような中、「交通安全の講話をして欲しい」との依頼があり「長男の死を無駄にしたくない」「悲惨な交通事故を起こさせてはならない」との思いを持つようになったそうです。
そして、長男の事故を通して被害者遺族の立場から、
・事故の発生状況
・事故後の病院の先生や同級生との係わり
・生きることと死ぬことの違い
・被害者遺族の思い
等、事故発生から立ち直るまでの遺族のさまざまな苦悩、命の大切さや交通事故の悲惨さを訴えて現在に至っておられます。