長崎県立長崎鶴洋高等学校
(旧長崎県立長崎水産高等学校)
〒850-0991

長崎県長崎市末石町157番地1

TEL 095-871-5675

FAX 095-871-5488

心の教育講演会「横断歩道を青信号で渡っていた息子が交通事故死した理由とは」

 

実施日時 平成22年5月10日(月) 14:35~15:25

講  師 宮原福子 様

     ・佐世保市在住

     ・交通死亡事故の被害者遺族

 


 

【事故の概要】

 2000年1月、当時、中学3年に在住の長男が、自宅から塾に行く途中、横断歩道を青信号で渡っているときに、前方不注視・速度違反の車両に衝突され10日後、意識が一度も戻ることなく亡くなるという被害にあわれました。

 

【内容】

 事故後、何の落ち度もない長男が何故死ななければならなかったのか、との思いを自分自身に問いかける悲痛な日々を過ごされました。

 そのような中、「交通安全の講話をして欲しい」との依頼があり「長男の死を無駄にしたくない」「悲惨な交通事故を起こさせてはならない」との思いを持つようになったそうです。

 そして、長男の事故を通して被害者遺族の立場から、

 ・事故の発生状況

 ・事故後の病院の先生や同級生との係わり

 ・生きることと死ぬことの違い

 ・被害者遺族の思い

等、事故発生から立ち直るまでの遺族のさまざまな苦悩、命の大切さや交通事故の悲惨さを訴えて現在に至っておられます。