平成24年度 マグロ延縄実習の報告
平成24年7月29日
9:00 長崎帰港予定
平成24年7月26日
焼津出港
平成24年7月25日
浦口 健太
「今日は、7月20日焼津入港までもう少しとなり気持ちが高ぶってきました。楽しかったハワイ寄港中ではワイキキビーチに行き思いっきり泳ぎました。ABCストアではお土産のほとんどのものが揃っていてとても便利です。船内では毎日が楽しいです。実習当初は慣れるまではとても辛いものがありましたがそのことも今では良い思い出となりました。乗組員の方々や専攻科の先輩には、とても親切に仲良くしていただきました。焼津出港後には瀬戸内海を航行する予定です。今まで学んだ知識を生かせるようにもっと頑張りたいと思います。」
大町 航平
「49日間という長い航海がもうすぐ終わろうとしています。正直、気持ちがほっとしてきています。振り返れば実習はとても辛いものがありました。不安な気持ちもありましたが、今回の乗船実習で自分なりに克服するように努力をし、頑張ってきました。将来、航海士を目指す者として大事なことを学ぶことが出来ました。もう少しですが頑張りたいと思います。」
綾香 幸城
「おはようの方、こんにちはの方、そしてこんばんはの方、みんなまとめて「アロハ~」どうも、綾香です。ハワイに行って参りました。初めての海外でものすごく気持ちが高ぶりました。ついついお小遣いを使い過ぎちゃう・・・なんてこともありましたが、漁撈実習を頑張ったご褒美ということでバンバン衝動買いしてしまいました。とても満足しています。それから僕は本航海で学んだことがあります。それは「身近な人の大切さ」をとても実感しました。本当にこの実習には感謝です。」
浦越 勝大
「長かったようで、短く感じたマグロ延縄実習が終わりに近づいています。実習期間はもちろん家を留守にしていたわけですが、この期間、ペットのことがとても気になっています。会えなくて寂しいです。ペットの「チエ」はとてもなついていたので、もしかすると僕よりも寂しがっているかもしれません。今、一番考えているのは帰航したら早く家に帰り、抱きしめて一緒に遊びたいなぁと思っています。実習もあと少しになりました。残りの期間、問題行動等がないように気を引き締めていきたいと思います。」
阿比留 裕助
「私はこの乗船実習で多くのことを学びました。これから先、このような体験は二度と出来ないと思います。見渡す限り海ばかりの生活は考えてもいませんでした。ハワイにも上陸でき、初めての経験などができ、良い思い出が作れました。この航海も残すは長崎入港だけです。乗船した当初の頃は、とても乗船がいやで仕方ありませんでしたが、この航海が終わるかと思うと、今ではとても寂しくなります。焼津出港後は瀬戸内海を航行しますので気を緩めず頑張りたいと思います。」
橋口教官
運良く穏やかな天候続きで焼津入港を出来そうです。生徒達の日頃の行いの良さでしょうか?・・ 船の入港準備も着々と進んでいます。生徒も本航海まとめのテストが終了しほっとした様子を見せています。再度気持ちを引き締め実習に取り組むよう指導しています。
平成24年7月24日
焼津入港
平成24年7月20日
金子 幸成
「今回の乗船実習は2年生の1ヶ月間の乗船実習と違いとても辛いです。船内生活では規則や日程があり大変です。特に漁撈実習はとても辛かったですがマグロが上がったときや終了したときの達成感は何よりも嬉しかったです。ハワイ寄港では久しぶりに上陸し家族と連絡が取れました。ハワイの海はとても綺麗でした。後2週間くらいで実習も終わりなので頑張ります。」
辻 真宏
「6月11日から始まった約2ヶ月のマグロ延縄実習もあと少しで終わろうとしています。漁撈実習も無事に終わり、ハワイに入港することが出来ました。ハワイではショッピング、観光、ビーチで海水浴とみんなで楽しみました。上陸当初はバスの乗り方や食事の注文の仕方など戸惑うことばかりで失敗もありましたが、友達や近くにいた日本人の方などに助けてもらうことが出来ました。外国の方もとてもフレンドリーで「アロハ~」など、挨拶を交わしたりしてとても親しみを感じました。ハワイに来れてとても良かったです。次、行く機会があれば英語をもっと勉強して行きたいです。長崎入港の最後まで気を引き締めて頑張りたいと思います。」
木村 匡孝
「長崎出港から35日経ち、マグロ操業も無事終了。寄港地のハワイも出港し焼津に向かっています。これまでの航海で、辛いこと、楽しかったこと沢山ありました。そういった中、皆励まし合い助け合ってきました。人を思いやる事の大切さを改めて実感し身も心も成長したと思います。この乗船実習で学んだことを今後の人生に生かし立派な大人になります。このような貴重な体験に感謝しつつ、残りの航海を乗り越え早く家族の顔を見たいです。」
片岡 秀太
「船内生活では集団行動を行います。ひとりでも自分勝手なことや、自己中心的な行動をとればみんなに迷惑がかかります。僕はこの乗船実習でたくさんのことを学びました。今後就職してからもこの学んだことを教訓にして行きたいと思います。乗船前はたくさんの不安でいっぱいでしたが船酔いもすぐに克服し、漁撈実習では辛いことがいっぱいでしたが初めての様々な体験が出来ました。更にハワイにも寄港でき、すばらしい実習です。航海も残り少なくなりましたが最後まで頑張りたいと思います。」
門﨑 健汰
「漁撈実習やハワイ寄港なども終わり、40日間近く経ちました。僕たちの班では漁撈実習回数が2回しかなく、とても残念でした。ハワイ寄港では乗船中に計画していたことを実現でき、良い思い出が出来ました。後、乗船員の方々には凄く優しくして頂き、自分も海友丸の乗組員を目標に、一生懸命勉強に励みたいと思います。」
橋口教官
満喫したハワイを出港して1週間以上が経ち、浮き足立っていた気分も消え、落ち着いた様子で実習を行っています。ハワイで買い込んでいた食料もなくなりつつあります。今では焼津入港を楽しみに日々頑張っています。
平成24年7月14日
草野 幸喜
「今までの乗船実習の感想です。まず、はじめの1週間は慣れないことばかりが続き1日の過ぎるのかとても長く感じていました。操業が始まるとその時その時がとても忙しくなり逆に1日が短く感じるようになりました。マグロやカジキ、はたまた赤マンボウなど知らなかった魚などを見ることが出来ました。でも正直、疲れました。ハワイ寄港中では、車の右側通行や日本ではあまり見かけないジュースや食べ物の違いに驚きました。もっともっと勉強してまたハワイに行こうと思いました。」
西 貴彦
「長崎を出港してから1ヶ月が経ちました。当然ながら船酔いをしてしまいましたが、すぐに船内生活にも慣れました。漁撈実習は早朝から始まり夜遅くまでかかる実習で、毎日の疲労は隠せませんが、色々な魚をみれたのがとても嬉しく少し疲れもなくなります。見渡す限り海ばかりの生活でしたが、やっと待望のハワイに寄港できました。寄港中は海水浴やショッピングを思いっきり楽しみました。あと少しですが頑張ります。」
永田 優也
「海友丸での遠洋航海実習が始まり、丁度1ヶ月が経ちました。もう漁撈実習も終わり今はハワイ、ホノルルに入港しています。漁撈実習は2回も適水(漁場移動)があたり、実習は2回しか体験出来ませんでした。マグロやカジキなど普段では見られない魚を見ることが出来てとても良かったです。今はハワイ、久しぶりの上陸なので気が緩まないように注意して海外を楽しもうと思います。後19日間一生懸命頑張ろうと思います。」
木場 竜丞
「乗船実習の中で、僕は色々なことを学び、色々な人と交流を深めることができ、楽しい2ヶ月航海を終えることができると思います。この航海で辛いと思うことがありました。それは漁撈実習です。朝早くから起き、すべて終わるのが夜過ぎまでかかり疲労や眠気で辛い実習でした。マグロもいっぱい捕れ貴重な体験をすることが出来たと思いました。お世話になった船長を初め、乗組員の方々、指導教官の先生方にとても感謝しています。」
古賀 幸行
「僕は乗船が始まった3日間は船酔いがひどく大変でしたが、次第に早く回復することが出来ました。最初の漁獲されるマグロは想像していたより小さいものでした。でも時には大型のものも上がります。カジキの角はノコギリみたいな感触でした。ハワイでは本船はアロハタワーに着岸しました。色々と見学しましたがワイキキビーチは人が多く、また海の中に珊瑚礁を見つけることが出来ました。また機会があればハワイに行きたいです。」
橋口教官
ホノルル寄港中では、買い物の他、ビーチに泳ぎに行く生徒が多く、顔や体中を真っ赤に日焼けして帰ってきてました。誰もが楽しみにしていたハワイ寄港、いっぱい楽しんでいました。
平成24年7月11日
林田 鷹晃
「乗船初日、僕はいきなり食事当番で戸惑いました。次の日は当直実習でしたが船酔いがひどく途中でリタイヤしてしまいました。作業班でも最後まで続けることが出来なく申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。船酔いがなれてきた頃に操業が始まりました。長時間でとても大変な作業でしたが、貴重な体験を行うことが出来ました。残りの航海も楽しい思い出を作りつつ、将来役に立つように勉強していきたいと思います。」
小宮 泰士
「今週で5週間目を迎えようとしています。船酔いでご飯を食べれなく3キロぐらい体重が減ったときもありましたが、元気で頑張っています。今は太平洋のど真ん中、島一つ見えなく、広大な水平線と時折見せる海鳥を見るぐらいです。今日は、漁撈実習でとても大変です。それは言葉では表現できないくらいの辛さです。あと少しで楽しみなハワイです。作業にも力が入ります。入港までの残りの期間をケガなく元気で帰りたいです。」
原田 聖也
「マグロは想像していたより遙かに大きく、とても驚きました。さて、今日は待望のハワイ入港です。カラッと乾燥した気候と時折漂う花の香りが刺激的でした。ハワイ上陸後、日本語が通じず大変なところもありましたが、何とかその場は凌げました。ハワイはとても楽しいです。こちらの食べ物はとてもボリュームがあり、尚かつ値段が安く驚きです。この日は夢中になり帰船したときには足がパンパンでした。明日は生徒全員でハワイ観光の予定です。」
立石 源二郎
「乗船する前はとても不安でした。49日間やっていけるのかとても長い期間だなと感じていました。漁撈実習を終えての感想ですがマグロなど大きな魚を目の前で、近くで見ることが出来たのはとても感動しました。ハワイでは英語が難しく、勉強不足を痛感しています。でも国際交流として色々なことを発見し、体験することが出来る貴重なものと感じています。航海もあと少しですので頑張りたいと思います。」
冨元 孝平
「長崎から出港して1ヶ月が経ちました。最初はみんな家に帰りたいと言っていたのに今では操業も終わり、ハワイ寄港までになりました。ハワイでは文化の違いを強く感じています。この航海、振り返ってみるとやはり一番強く印象に残っているのはとても辛かった漁撈実習です。様々な魚類を見て、また触ることが出来ました。辛さ半分、感動半分という感じです。ハワイの楽しみはこれからです。まだまだ残りも期間はありますが仲間と一緒に頑張って行きたいと思います。」
橋口教官
このFAXが届いた頃にはハワイに入港していると思います。今は入港を心待ちにしている生徒と楽しく過ごしています。船酔いしていた頃の静けさが恋しいのが正直なところです。とても賑やかです。
平成24年7月9日
7/8(日) 08:00(現地時間) ホノルル入港
平成24年7月5日
マグロ延縄実習終了し、ホノルルに向けました。
平成24年7月4日
松浦 裕輔
「実習も半分ほどが過ぎてきました。今では船内生活にも慣れて心にも少し余裕が出てきましたが、この気の緩みからミスをしないように気を引き締めて残り期間を頑張って行きたいです。もうすぐハワイに寄港します。思う存分楽しんでたくさんの思い出を作りたいです。」
長谷川 健太
「今回の乗船実習は2年生の時とは違い本格的な実習が多くなると聞いていたので、とてもわくわくしていました。しかし、乗船当初は船酔いで苦しみ、漁撈実習でも長時間の作業がとても大変です。このような思いをしながらも、感動することがあります。それは初めて見る魚をたくさん見れたこと、そして100キロを超えるメバチマグロも見れたことです。操業がすべて終わると、いよいよハワイです。とても楽しみにしています。」
平田 崇人
「乗船実習をここまで経過しての感想です。思ってた以上につらいと思いました。特に漁撈実習では長い時間の作業なので大変です。僕は浮き球を引き上げる担当でした。作業の次の日はペンが持てないくらい疲れました。でも大きなマグロが上がったときの感動は何とも言えないものがありました。」
中ノ瀬 翔
「はじめの頃は船酔いで苦しんでいたこと、食事が出来るようになってほっとしたことなどが今では遠い昔のように感じます。乗船実習も約半分経過しました。操業では餌付け作業を行い、朝早くから長時間、とても疲れました。揚げ縄作業では釣れ上がるマグロやカジキなどをさばく乗組員の動作に感動しました。」
牧島 直也
「ただいま7月4日、当直を終えたところです。この航海も後半にかかり、ここまでの感想は、やっぱり辛い、何よりきつい、帰りたい、に尽きます。でもこの実習は自分にとってもとても貴重な体験をさせてもらっています。初めて見る何十キロもあるメバチマグロやキハダマグロ、見渡す限りの空一面の中ですばらしい光景を見せる朝日と夕日、夜になるとすべてが星空に変わります。とても日本ではなかなか見ることが出来ないことがたくさん体験できました。辛いこともたくさんあるけどこれを乗り越えて乗船前よりも強い男になれるように頑張ります。」
橋口教官
7月5日、ほとんどの生徒がハワイ入港を心待ちにしています。船内ではハワイのガイドブックが破れてしまいそうな勢いで繰り返し読まれています。実習では的確に行動する生徒が頼もしくなってきました。
平成24年7月1日
7/1(日) 12°-01’N 169°-48’W 適水中(漁場移動中)
平成24年6月30日
6/30(土) 11°-39’N 173°-31'W
松田 寛
「出港から2週間が経ち、船内生活にもほとんど慣れてきました。2週間が過ぎた今、海は太平洋という大海原の水平線を一歩ずつ寄港地へと向けて進んでいます。今はマグロ延縄の実習中ですが日を重ねる毎にハワイへ近づいていて期待と興奮でいっぱいです。夜中の当直では島々や船舶を見かけることもなく、晴れているときは空一面に散らばる美しい星々をたくさん見ることができ、感動しています。あと、1ヶ月と数日ですがこの期間を頑張って、家族や友人に元気な姿を見せたいです。」
前田 雄吾
「今回のマグロ実習は49日間と長い期間です。乗船始めから3日目ぐらいまでは船酔いをして気分が悪く食欲もなくなってしまいました。しばらくして船酔いもなくなりました。漁撈実習では作業時間も長く漁獲がない時間帯ではとても長く感じられます。出港当初は船酔いのため初めの1週間は長く感じていましたが今ではすっかり慣れ、操業最終日までの残り少ない回数を無事にやり遂げ長崎入港までの間を頑張りたいです。」
村田 祐二郎
「乗船期間も残り1ヶ月を切りました。だいぶ各実習にも慣れてきました。漁撈実習では要領を覚えるだけでなく、助け合いや責任の重さなど色々なことを学べます。もうすぐハワイに寄港するのでとても楽しみです。来年専攻科に進学したいので、今のうちから先輩や乗組員の方々の良いところを学んで行きたいと思います。残り少ない乗船期間を楽しみたいです。」
松尾 透
「乗船始めはとてもうきうきしていて、早く操業が始まればという気持ちでいっぱいでした。実際、操業が始まると思っていたよりなかなかマグロが釣れず時間が過ぎていくばかりでしたが、いったん釣れ始めると色々な種類の魚が釣れるものです。僕の担当は浮き球(ボンデン)引きです。まだまだ積極的でないので、次回からは自分から行動できるように頑張りたいです。」
橋口教官
6月28日、漁撈実習を行う作業班の生徒、初めて見る魚類に驚きを見せています。本日で7回目、作業終了後の夜食は格別だそうです。(生徒談) 少しずつですが体力、精神面と成長しているような感じがします。
平成24年6月21日
山口 陽
出港した当初は船体の揺れも少なく陸上と同じような生活が出来ていましたが2日目になると状況は一変し、大きく揺れ出してきました。船酔いがひどくこの日はトイレに何回も行ってしまいました。日数と共に船内生活にも慣れ次第にトイレに行く回数も減ってきました。僕の最初の実習は機関当直でした。点検の際は機器類が多すぎて困りました。まだ分からないことだらけですが一生懸命頑張りたいと思います。
矢田 嘉樹
今回の乗船実習では、「友達と2ヶ月間会えない」と思うと、とても悲しい気持ちになりますが頑張ってこの実習を乗り越えたいと思います。明日から延縄実習です。とても楽しみでわくわくしています。
橋口教官
6月20日、漁撈実習初日を前日に迎え、マグロ延縄のオリエンテーション。延縄実習の説明に一つ一つを確認するように真剣な表情を見せています。ここまでは大きなケガや病気等もなく、みんな明日からの漁撈実習を楽しみにしています。
平成24年6月16日
山下鉱大
僕は、今2ヶ月航海をしています。私はこの実習を楽しみにしていました。船酔いはとても辛いのですが、この特別な実習が体験できること、そして専攻科の先輩や指導教官の方々に色々と指導していただけるからです。出航式では親や友達としばらく会えないと思うと寂しい気持ちになりましたが、実習生の中にもたくさんの友達がいるので楽しいです。まだまだ航海は始まったばかりです。船の揺れにまだ慣れてませんが早く克服し実習にも慣れ、帰航するまでには少しでも立派な人間に成長し、更に社会にでても恥ずかしくない大人になれるように頑張りたいと思っています。
梁瀬 僚
乗船実習4日目になりました。船の揺れが大きくずっと船酔いで苦しみましたが、今では揺れもなくなり各実習にも慣れ迅速に行動しています。長崎帰港までまだまだ長いですが早くもっといろいろなことにも慣れるよう頑張りたいと思います。
橋口教官
6月14日、梅雨前線も抜け海上も穏やかになりました。前線通過と共に船酔いする生徒もほとんど少なくなりました。各実習も順調に行っています。2年生時の乗船実習の経験から、各実習では余裕をもって臨めています。昨年同様、衛星放送が受信できなくなりましたので情報源が新聞のみとなりました。生徒も残念がっています。