問い合わせ サイトマップ トップページへ

小学部

 努力目標
 聴覚活用の力を最大限に伸ばすとともに、児童一人一人に応じたコミュニケーション手段を活用しながら、話し言葉と書き言葉を育てる。
  一人一人の児童の実態をしっかりと捉え、個に応じた指導の充実を図り、言語力と学力を高める。
 保護者や関係機関との連携を深め、将来を見据えながら生活年齢や発達段階に応じた「生きる力」を育てる。
 授業の研究や専門性の研修を行い、個々の教師の指導力と教職員間の共同体制を高める。
 教育相談・支援機能の充実を図り、聴覚障害教育のセンター的役割を果たす。
 備品の管理を徹底するとともに、校内美化活動を計画的に行う。

 小学部の指導 
 小学部では幼稚部に引き続き、聴覚を最大限に活用させるための環境の整備と関わりに努めるとともに、個々の実態に合わせて多様なコミュニケーション手段を活用しながら日本語の習得を図っています。また、子どもの言語力や学力に応じて、個別学習を設定したり、ティームティーチングによる授業を行ったりして、きめ細やかな授業を展開するとともに、集団学習の場を確保するため、体育の学習や児童会活動の集会は全学年で、自立活動等の授業ではグループ別学習の授業形態を取り入れ指導を行っています。

 その他にも、大村市立黒木小学校や地域の小学校との交流及び共同学習を行い、相互理解を図ると共に、社会性を育てています。併せて市内の小学校の連合体育祭や音楽会にも積極的に参加し、地域社会との交流を深めています。


 自立活動
  聴覚障害に伴う種々の困難を児童が自ら改善するため、聴能(聴覚学習)・発音・言語(語彙、文法指導など)の3つの指導分野及び障害認識について指導目標・指導内容を設定し、目標の達成を目指しています。
 ※複数の種類の障害を併せ有する児童の場合は、実態に応じ特別支援学校学習指導要領に示された自立活動の内容の6区分26項目の中から必要な項目を選定し、具体的な指導内容や目標を設定しています。

 児童一人一人の実態を個人カルテにまとめ、これをもとに個別の指導計画(年間目標や各学期の目標と指導内容及び変容、次年度への課題などを記入)を作成して指導を行っています。
 毎朝10分間を帯の自立活動の時間とし、補聴器と人工内耳の点検および特性検査などを実施しています。また、各学級で担任を中心にティームティーチングや個別指導を取り入れ、個々の児童に合わせた指導や、週に1時間小学部全体の合同自立活動の時間を設定しています。